■特集　日本が貢献した世界的新知見

1．PRPP synthetase活性亢進症／藤森　新
2．XORの活性機序と立体構造／岡本　研
3．FJHNの大家系と遺伝子解析／谷口敦夫　ほか
4．HGPRTaseの遺伝子異常と女児例の発見／山田裕一
5．AMPデアミナーゼ（AMPD）欠損症／森崎隆幸　ほか
6．URAT1とURATv1/GLUT9／安西尚彦
7．ABCG2と高尿酸血症／中山昌喜　ほか
8．APRT欠損症の診断／箱田雅之
9．キサンチン尿症の遺伝子異常／市田公美
10．筋原性高尿酸血症の概念とATP分解亢進／嶺尾郁夫　ほか
11．腎性低尿酸血症の疫学と急性腎不全／石川　勲
12．新規尿酸降下薬の開発／大野岩男
13．IL-6の尿酸低下作用／津谷　寛

■連載
○患者教育実践講座・40
　痛風患者の運動に関する教育／濱田紀宏　ほか
○キサンチン酸化還元酵素研究110年　第4回
　／西野武士
○症例検討―症例を読む　第35回
　多発関節炎に対しステロイド投与中に尿酸降下薬を投与した1例／庄司拓仁　ほか
○痛風Q&A
・痛風の多い家系がありますが，遺伝についてどの程度わかっているのでしょうか。／谷口敦夫
○最新文献紹介
・尿酸はミトコンドリア由来酸化ストレスの増加を介して肝細胞での中性脂肪合成を亢進させる／對馬　佑　ほか
・尿酸の腎外排泄の低下は高尿酸血症の一般的な原因である／市田公美