心血管病と糖尿病がきわめて密接に関係していることから，2つを統合的に理解するために必要な知識をまとめました。

国立循環器病センターでの興味深い症例を呈示し，それをもとに実践的な立場から心臓核医学の臨床的価値について記述。

糖尿病・代謝医と循環器医が患者を中心に有機的で密接な連携によって糖尿病患者の冠動脈疾患を診ていくべきであるかという立場から企画。

この本の特徴は，なんと言っても医学部の学生と教官との共同作業から生まれたということである。本書が，日常の診療において，「どうしてこの患者はこの病気になったのか？」と，常に問いかける"physician scientist"の誕生の一助になれば。

生体内植込みデバイス患者に不安をもたらす要因となってきている電磁干渉に関しての理論から検査，診断から対策，さらには職場環境や社会環境での患者指導の具体例まですべてを網羅。医療従事者，また産業保健に従事する者などが適切な指導が行えるようにとの気持ちで企画。

すでにペーシング治療を行っている経験豊な医師のみならず，これから心室中隔ペーシングを始めようとする若手医師にも心室中隔ペーシングの意義と利益を十分理解してもらい，安全に施行できるように・・・

Integrated Medicineは，医学・医療の基礎から臨床まで，統合的視点で全体像をみることをめざしている。その重要性を考え，その治療法の開発に向けた各研究の背景・目的・結果に学術雑誌のeditorialに相当する考察を加え，専門外の研究者が読んでもその意義と課題がわかるよう構成をした1冊。

心臓血管医学や循環器診療に関連の深い用語（約400語）を選定，解説。効率よくかつ系統的にアクセスできるよう用語を編纂し，コンパクトな知識の整理と理解を助けるために図表を多用した。

現在，脳卒中クリニカルパスを最も先進的に導入・運用している全国の施設からパスの実例を提示。脳卒中クリニカルパスの導入・施行を検討中の方々に必要な情報を提案する実践的なマニュアル。すぐ活用できるCD-ROM付。

ARBの最新の基礎・臨床のデータを中心に今後のさらなる可能性について，それぞれの専門分野の先生方が最新のデータに基づいて執筆。現在のARBに関する多くの書籍の集大成ともいえる，諸先生方・研究者の待望の一冊。