メディカルレビュー


臓器移植関連EBV感染症診療ガイドライン2021年版

臓器移植関連EBV感染症診療ガイドライン2021年版

定価 3,850円(本体3,500円+税)
版 型 B5判
頁 数 60頁
ISBN 9784779225956
発売日 2021年8月3日
編集 日本移植学会 臓器移植関連EBV感染症診療ガイドライン策定委員会

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内容紹介

 臓器移植に関連するEpstein-Barr virus(EBV)感染症は、確立した予防法も有効な治療薬もないウイルス感染症であるとともに、移植後リンパ増殖性疾患(post-transplant lymphoproliferative disorders:PTLD)発症のリスク因子である。したがって、領域・診療科を超え移植医療に関与するあらゆる職種に広く認識される必要があり、共通の指針に基づくガイドライン作成が課題であった。
 2018年4月の診療報酬改定によりEBV核酸定量検査が保険収載された。関連する内容を要約すると以下のとおりである。
1.移植後3ヵ月以内は週に1回、移植後1年以内は月に1回算定。ただし、移植後1年以内にEBV核酸量の高値が認められた場合は1年以上経過後も3ヶ月に1回算定。
2.急性拒絶反応に対して抗胸腺細胞グロブリンが投与された患者は、投与開始日から2か月以内の場合は週に1回、6ヵ月以内は月に1回算定する。
3.PTLDを疑う患者に対して、診断の補助または診断後の経過観察の目的で実施した場合に算定。ただし、経過観察の場合は、診断された日から1ヶ月以内は週に1回、6ヵ月以内は月に1回算定。
 上記を踏まえ、EBV感染症に対する認識を深めていただく目的で『Minds診療ガイドライン作成マニュアル2017』などを参考に、本ガイドラインを作成した。「ガイドライン策定(作成)委員」設置を日本移植学会理事長江川裕人が指示、移植学会の医療標準化・検査委員会が「ガイドライン統括委員会」となり、同委員会委員長の佐藤滋が策定委員長に日下守を指名、さらに策定委員が解説記載を担当する協力者を募った。策定作業では、EBVの概念と感染症、さらには検査・診断法を第2~3章に、臓器移植関連EBV感染症に対する診療にできる限り役立つと考えられるクリニカルクエスチョン(Clinical Question:CQ)を第4章~第6章に設けた。
 本ガイドラインの記述内容に対する責任は日本移植学会が負う。しかし、個々の診断・治療において本ガイドラインを用いる最終判断と責任はその利用者が行うべきものである。最後に日本移植学会ではCOI委員会を設置している。本ガイドラインの作成にかかわる各委員個人と企業間との利益相反は存在するが、本ガイドラインの内容は科学的根拠に基づくものであり、特定の営利・非常理団体や医薬品、医療用製品等との利害関係による影響を受けたものではない。

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目次

第1章 総論
第2章 EBV概論
第3章 EBV感染症と検査・診断法
第4章 移植後EBV感染
第5章 PTLD
第6章 予防と治療

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