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定価 13,200円(本体12,000円+税) 版 型 B5判 頁 数 408頁 ISBN 978-4-89600-584-4 発売日 2003年8月1日 Consulting Editor Victor J Dzau 編集 堀内正嗣 伊藤裕 竹内和久 楽木宏実
内容紹介
目次
巻頭論文「Cardiovascular Continuum」
第1章 序論
1.アンジオテンシンは生命の恩人
2.私にとってのレニン
3.Serendipity:アンジオテンシンとCl channel
4.レニン・アンジオテンシン系の研究は新しい実験手段の導入で進展した
5.レニン回顧
第2章 レニン・アンジオテンシン系の分子生物学
1.レニン
2.アンジオテンシノーゲン
3.ACE
4.ACE以外(non-ACE)のアンジオテンシンII産生系
5.アンジオテンシンII受容体
6.アンジオテンシンIIの情報伝達
7.酸化ストレスとレニン・アンジオテンシン系
第3章 遺伝子改変動物からみたレニン・アンジオテンシン系の意義
1.レニン,アンジオテンシノーゲン:ノックアウトマウスからみる酵素と基質の役割分担
2.トランスジェニックマウス
3.ノックアウトマウス
第4章 レニン・アンジオテンシン系の病態生理
1.脳
2.心臓
3.腎臓
4.血管
5.副腎
6.レニン・アンジオテンシン系と降圧物質
第5章 レニン・アンジオテンシン系の薬理学
1.総論
2.ACE阻害薬
3.アンジオテンシンII受容体ブロッカー・1)基礎(pharmacology)・2)臨床(clinical pharmacology)
4.アルドステロン阻害薬
5.バソペプチダーゼ阻害薬
6.キマーゼ阻害薬
第6章 レニン・アンジオテンシン系と疾患
1.レニン・アンジオテンシン系阻害による臓器保護のエビデンス
2.循環レニン・アンジオテンシン系の意義・各種病態との関係/レニン・アンジオテンシン系の血中濃度測定とその見方
3.高血圧
4.高血圧治療ガイドライン2000年版(JSH2000)からみたARBの位置づけ
5.脳疾患
6.心疾患
7.腎疾患
8.血管リモデリング・動脈硬化
9.インスリン抵抗性
10.糖尿病
11.レニン・アンジオテンシン系とQOL
第7章 ポストゲノム時代のレニン・アンジオテンシン系
1.ミレニアム・ゲノム・プロジェクトからみた高血圧の遺伝子解析
2.レニン・アンジオテンシン系の遺伝子解析とテーラーメイド医療
第8章 今後のレニン・アンジオテンシン系の展望
1.ARBの将来
2.遺伝子治療
3.再生医学とレニン・アンジオテンシン系
4.生活習慣病とレニン・アンジオテンシン系―肥満とレニン・アンジオテンシン系―内分泌代謝とレニン・アンジオテンシン系
レニン・アンジオテンシン系研究の将来展望