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定価 4,950円(本体4,500円+税) 版 型 B5判 頁 数 142頁 ISBN 978-4-7792-0162-2 発売日 2007年12月10日 監修 相澤久道
内容紹介
本書は,気管支喘息とCOPDの類似点・相違点に焦点を絞り,これまでの歴史的経緯,病理像,病態異常,呼吸機能,画像所見,治療について,わが国の気管支喘息およびCOPDのオピニオンリーダーの先生方に,最新の情報を基に解説していただいたものです。
気管支喘息とCOPDは今後ますます大きな医療問題となっていきます。本書が気管支喘息とCOPDの病態異常の相違の理解に役立ち,それに基づいた正しい診断と的確な治療の一助となることを願ってやみません。
(相澤久道「序文」より)
目次
Ⅰ 定義
・ 気管支喘息とCOPDの定義,気道閉塞の起こり方の類似点・相違点
Ⅱ 病理
・ 気管支喘息とCOPDの病態病理像の類似点・相違点
Ⅲ 病態
・ 気管支喘息とCOPDにおける炎症機転の類似点・相違点
Ⅳ 診断
・ 気管支喘息とCOPDにおける肺機能・喀痰検査
Ⅴ 治療
・ 気管支喘息とCOPDにおけるβ2-刺激薬の使用法の類似点・相違点
・ 気管支喘息とCOPDにおける抗コリン薬の位置づけ
・ 気管支喘息とCOPDにおkる吸入ステロイド薬使用法の類似点・相違点
・ 気管支喘息とCOPDにおけるテオフィリン薬の使用法の類似点・相違点
・ 気管支喘息とCOPDにおける吸入ステロイド薬と長時間作用性β2-刺激薬の配合剤
―ガイドラインにおける位置づけと臨床適用
Ⅵ 管理
・ 高齢者における気管支喘息とCOPDの臨床上の問題点・留意点
・ 気管支喘息とCOPDにおける健康関連QOL評価のポイント
Ⅶ 付録
・ 用語解説
・ 治療薬一覧