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目で見る脂肪細胞とインスリン抵抗性

目で見る脂肪細胞とインスリン抵抗性

定価 3,080円(本体2,800円+税)
版 型 A4判
頁 数 36頁
ISBN 978-4-7792-0074-8
発売日 2007年3月15日
監修 藤田敏郎
編集安東克之 荻原健英

在庫

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  • 内容紹介
  • 目次

内容紹介

近年,メタボリックシンドロームの上流にある内蔵脂肪蓄積がメタボリックシンドロームの多彩な病態に関わる機序として注目されている。すなわち,脂肪細胞より分泌されるアディポサイトカインが関与し,それらの産生・分泌調節異常がインスリン抵抗性の形成過程に密接に関連していることが明らかになっている。・・・・メタボリックシンドロームにおけるインスリン抵抗性発症機序の解明のために,これらアディポサイトカインの分泌異常に焦点を当てた研究の今後の展開が大いに期待されている。

本書はこの方面のエキスパートの先生に脂肪細胞とインスリン抵抗性の関連についてわかりやすく解説していただいたので,日常診療において役立つものと信じる。

(「監修の辞」より)

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目次

序章 脂肪細胞とは
o 脂肪細胞の種類とはたらき
o 内分泌器官としての脂肪組織と内臓脂肪蓄積

第1章 インスリン抵抗性を理解するために
o インスリン抵抗性の病態
o インスリン抵抗性の簡便な評価法―HOMA-IR―
o 細胞レベルにおけるインスリンの作用

第2章 肥満によるインスリン抵抗性のメカニズム
o メタボリックシンドロームとインスリン抵抗性の関連
o 小型脂肪細胞と大型脂肪細胞のインスリン抵抗性に対する役割の違い
o インスリン抵抗性を「改善するアディポサイトカイン」と「増悪するアディポサイトカイン」
o インスリン抵抗性を改善する重要因子“PPARγ”とは
o コラム「核内受容体PPARγとは何か知っておこう」
o コラム「PPARγの血管機能に対する作用を整理する」
o コラム「PPARγは倹約遺伝子?」

第3章 インスリン抵抗性によりもたらされる病態とメカニズム
o 糖代謝異常
o 高血圧
o 脂質代謝異常

第4章 代表的なインスリン抵抗性を改善する薬剤
o ビグアナイド系薬剤
o チアゾリジン系薬剤
o フィブラート系薬剤
o レニン・アンジオテンシン系抑制薬

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