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THE ARB

THE ARB

定価 9,900円(本体9,000円+税)
版 型 B5判変型
頁 数 488頁
ISBN 978-4-7792-0031-1
発売日 2006年12月10日
編集 堀内正嗣

在庫

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  • 内容紹介
  • 目次

内容紹介

ARBの最新の基礎・臨床のデータを中心に今後のさらなる可能性について,それぞれの専門分野の先生方に最新のデータに基づいて執筆していただいた。したがって,現在のARBに関する多くの書籍の集大成ともいえる内容に仕上がっており,本書は読者の諸先生方・研究者の待望の一冊となるものと編者として自負している次第である。
また,本書は循環器の専門医・研究者だけでなく,一般臨床医・研修医の方々にも幅広く離床していただき,満足していただけることを念願にして編集している。したがって,先生方の研究室だけでなく,日常診療の場においても情報を提供できる一冊となることを大いに期待している。

(堀内正嗣「序」より抜粋)

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目次

Overview
日本におけるレニン・アンジオテンシン系研究を振り返って(ACE阻害薬からARBの開発まで)

第1章 レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系研究の発展と最新知見
/1)レニン/2)アンジオテンシノーゲン―高血圧症および各種腎障害における腎臓内アンジオテンシノーゲンの役割―/3)ACE(ACE2)も含めて/4)ACE以外のアンジオテンシンII産生経路/5)心不全とアルドステロン/6)アンジオテンシン受容体の構造と結合/7)アンジオテンシン受容体の情報伝達機能と生理作用/8)アンジオテンシンIIと酸化ストレス/9)ARBによる酸化ストレス抑制作用/10)アンジオテンシンII と炎症/11)レニン・アンジオテンシン系の遺伝子多型/12)アンジオテンシノーゲンの遺伝子改変動物/13)アンジオテンシンI受容体の新しい制御機構/14)新規アンジオテンシンII 受容体シグナル伝達調節物質

第2章 レニン・アンジオテンシン系の病態生理
/1)脳・認知機能/2)心臓/3)腎臓/4)血管/5)肝臓―アンジオテンシンII を介した門脈循環調節と線維化機構/6)膵臓/7)骨/8)脂肪組織/9)肺/10)副腎/11)眼組織

第3章 レニン・アンジオテンシン系抑制薬開発の歴史
/1)レニン阻害薬/2)アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)/3)アンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)

第4章 ARBの薬理作用
/1)降圧作用/2)臓器保護作用/3)メタボリックシンドロームに対する作用

第5章 疾患よりみたARB使用の利点(臨床試験を中心に)
/1)本態性高血圧/2)脳血管障害を伴う高血圧/3)心不全を伴う高血圧/4)虚血性心疾患を伴う高血圧/5)不整脈を伴う高血圧/6)腎障害を伴う高血圧/7)糖尿病を伴う高血圧/8)肥満・高脂血症を伴う高血圧/9)高齢者高血圧

第6章 高血圧治療のガイドラインにおけるARBの位置づけ
/1)JSH2004/2)欧米のガイドライン/3)臓器からみたガイドライン

第7章 レニン・アンジオテンシン系の今後の展望
/1)高齢化社会に向けたARB/2)ARBを中心とした臓器保護を考慮した併用療法の展望/3)性差医学におけるARB/4)癌治療とARB/5)頭痛とARB/6)神経再生とARB/7)遺伝子多型によるARBのオーダーメイド医療/8)遺伝子治療と再生医療

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